■朝一番にやってきたのは、5つ目のガーデン「紫竹ガーデン」。
http://shichikugarden.com/
ここは25年ほど前に63歳だった紫竹昭葉というおばあちゃんが「昔から故郷にあった花咲く野原をつくり、自然を残し、花々に守られ楽しめる花園づくりを生涯の仕事にしよう」という思いからつくったガーデンです。

■看板猫はカメラ目線になってくれませんでした。。。

■ショップに入ったら、紫竹おばあちゃんがいたので一緒に。
御年91歳で、帽子が大好きだそうです。

■この後、六花の森へ行くためにナビのとおりに行ったら、橋のところで通行止め！！
昨年の台風で、川が氾濫し橋が流されたのです。宿泊した十勝川温泉の宿も、十勝川の氾濫で一階部分が浸水し休業を余儀なくされたそうです。昨年の台風の爪痕が残っていました。
迂回して、何故かナビが正しく案内されず、迷い込んだ道にこんなひまわり畑がありました。30分ロスしたけれど、このひまわりで帳消しです。

■「六花の森」に到着。
紫竹ガーデンから15分もあれば来れる場所でしたが、グルグル回ってしまい30分遅れの到着。
ここは、北海道銘菓マルセイバターサンドの六花亭が作ったガーデンで、山岳画家、坂本直行が六花亭の包装紙に描いた北海道の山野草でいっぱいの森です。
なお、坂本直行は坂本龍馬の兄の孫にあたる人だそうです。

■六花亭の包装紙。

■ピンクの花は「はまなし」。バラ科の花ですが、一般的には知床旅情の歌に出てくる「はまなすの花」と言う方がわかりやすいかと思います。

■入場時にもらった坂本直行の書いた「はまなし」の絵葉書。

■古民家はクロアチアから移築したそうです。

■エゾアジサイ。

■ランチは「六花の森」内のカフェで。
デザートとして、店舗でしか食べられない「マルセイアイスサンド」を食べました。

ガーデン街道には8つのガーデンがありますが、「大雪森のガーデン」は旭川から少し距離があったため、「真鍋庭園」は日本庭園が中心で同行者が興味なさそうだったため、6つのガーデン巡りで今回は終了です。

■幸福駅に立ち寄ります。
http://www.koufuku-eki.com/
幸福駅は1987年に廃線となった旧国鉄広尾線の駅です。
1973年にNHKの新日本紀行という番組で紹介されたことにより、幸福駅より2つ帯広駅寄りの愛国駅と併せて、「愛国から幸福ゆき」という切符が一大ブームとなりました。
現在は交通公園として整備されています。

■幸福を願う観光客が、自分の名刺を駅舎の壁に貼り付けたことがキッカケになり、以降、訪問した観光客が一言書いて貼るため駅舎内はこんな状態でした。

■土産物屋では今でも「愛国から幸福ゆき」の切符が売られていました。

実は私は大学3年生の夏休み、当時流行した「カニ族」として北海道を17日間旅行し、そのときに広尾から帯広まで広尾線に乗っています。そして、切符も買っていました。

今回調べたら、愛国駅で購入したのではなく土産物屋かどこかで購入したようで、発行日付が旅行のずいぶん前のものでした。
今は220円で売られているけれど、当時は70円だったんだぁ〜

■廃線当時のディーゼルカーが展示してあります。

■次に愛国駅です。
こちらもSLが展示された交通記念館になっています。

■駅舎内。

■近くに帯広空港がありますが、名古屋便は8月のみの季節運航のため、道東自動車道を走って新千歳空港へ向かいます。

復路はJAL便。1000円奮発して足元が広いクラスJです。JALは国内線はWifiが無料で使えるので嬉しいです。自宅に「定刻通り離陸したよ」と連絡入れ、無事に旅行を終えました。

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