■名古屋から甲府へは新幹線で静岡まで行き、身延線の特急に乗換えて行くのが一般的かもしれませんが、我家の最寄駅は中央西線のため、塩尻まで行きそこで中央東線に乗換えて行く方が時間的に早いです。ただ、塩尻駅で30分近く待たないといけないので、それがなければもっと早く3時間かからずに行けるのにと思ってしまいます。

■甲府駅到着後、少し早いけれど昼食。
駅前にある小作という店で、山梨県民のソウルフードと言われる「ほうとう」を食べます。
『禅僧の手により中国から日本にもたらされた「饂飩(はくたく・はうたう)」が語源と言われ、武田信玄が野戦食として用いたことから甲州地方に広く根付いたと言われています』とのことです。

■甲斐善光寺。
http://www.kai-zenkoji.or.jp/
武田信玄が川中島の戦いによる長野善光寺の焼失を恐れ、1558年本尊の阿弥陀如来等を甲府に移したことに始まるお寺です。
武田氏滅亡により、本尊は織田・徳川・豊臣氏を転々としましたが、1598年に長野善光寺に戻りました。
なお、長野善光寺は無宗派の寺ですが、こちらは浄土宗でした。

左の写真の山門は国の重要文化財です。ずいぶん塗装がはげています。

■金堂。
山門とともに信玄が建立した時代の建物は火災で消失し、1796年に再建されたものです。
こちらも国の重要文化財です。

■金堂内。
ここまでは写真撮影可能でしたが、さらに拝観料を払って入館する金堂内は写真撮影不可でした。
内部には日本一と言われる「鳴き龍」があり、また長野善光寺と同様に、金堂下にはお戒壇廻りもあって廻ってきました。

■甲府駅前の「武田信玄」像。

■山梨県立美術館。
https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/
「ミレーの美術館」として知られ、70点ものミレー作品を所蔵する美術館です。
「種をまく人」、「落ち穂拾い、夏」など教科書に載っている絵画を見ることができました。

■今日の宿、「城のホテル」にチェックイン。

■「城のホテル」という名の通り、甲府城の内堀の内側だった場所に建っており、部屋の窓からは本丸を見ることができました。
甲府城は明日の朝ゆっくり見学します。

■近辺を散歩。
復元された稲荷櫓を外から眺めます。

■線路の向こうには「甲州夢小路」という甲府城下町を再現したショッピング、グルメエリアがあります。
こちらも明日、行ってみます。

■早めに夕食に出かけます。
甲府は甲府ワインが飲める店は多くあるけれど、地酒はあるんだろうか？と調べたら、北斗市白州の酒造メーカー「七賢」の直営の「七賢酒蔵」という居酒屋があることがわかりました。

お酒は純米生酒、左下は甲府のB級グルメ「甲府鳥もつ煮」です。

■ホテルに戻りお風呂へ。
ホテルのお風呂は天然温泉です。大浴場があるため、部屋はシャワーのみ。この頃シャワーのみのホテルが増えています。

■お風呂入口近くの壁に、こんな案内図がかかっていました。
現在山梨県庁があるあたりに温泉が湧いていたそうです。

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