No.023　名古屋〜ザ・タワーホテル名古屋宿泊　(2021.03)

気分転換にホテルへ泊まって非日常を味わおうと、ホテル予約サイトを見ていたら、名古屋テレビ塔に昨年オープンしたホテルが東海３県住民割でお得に泊まれる、ということを知り泊まってきました。

■名古屋テレビ塔。
http://www.nagoya-tv-tower.co.jp/
1954年に日本初の電波塔として建設され(東京タワーは1958年)、2005年には全国のタワーで初となる国の登録有形文化財に認定されました。
2019年1月から長期休業に入り、耐震工事を含む大規模改修工事を終えて、昨年9月にリニューアルオープンしました。

■ザ・タワーホテル名古屋。
https://thetowerhotel.jp/
テレビ塔の4-5階にホテルがあり（赤四角枠で囲んだ場所）、専用エレベータ（赤長丸枠）で上がります。
4階にフロント、レストラン、ギャラリー、ゲストルーム12室があり、5階はスイートルーム2室のみです。

ホテルのコンセプトは「ローカライジング」ということで、この地域(東海3県)の人や物にこだわっています。

■今回宿泊した部屋。
上の写真で見える窓側の部屋はパークビュー、反対側がフォレストビュー、そして右横の窓側がスタンダードとカテゴライズされ、お値段も変わってきます。
今回はフォレストビューの部屋を予約しました。

■部屋のデザインは1室ずつ異なり、アートは東海3県ゆかりの作家さんが手掛けています。
部屋の中にはテレビ塔の鉄柱が通っています。この部屋は真っ直ぐな鉄柱ですが、斜めの部屋もあります。

■この部屋のアートは森北伸という多治見市在住の方が手掛けたそうです。

■窓からの眺め。
桜通にかかるセントラルブリッジが見えます。
そして新しく整備され昨年オープンした「Hisaya-odori Park」の北側部分も見えます。

■パークビューの部屋。
当日空きがあるということで、1室5,000円でグレードアップを提案されました。
同じようなデザインの部屋で、アートは杉戸洋という愛知県の方が手掛けています。違いは南側に面していてオアシス21が見えることと、フォレストビューの部屋はシャワーのみですが、こちらはバスタブがあるということです。
それほど魅力を感じずグレードアップはお断りしました。

■こちらが、南側の眺めです。

■ウェルカムドリンク。
お菓子の列ごとに、それにあうお茶だそうで、もちろんお茶もこの地方産です。
お菓子とあうのかどうか全然わかりませんでした。それより、お茶は1種類でいいから量が多くほしかった。。。

■ギャラリーでは山内喬博という方の展覧会を行っていました。

■油絵の絵具を重ねて描いた抽象画です。

■このギャラリーはホテルの１室をギャラリー化し、宿泊できるそうです。
ホームページには次のように書かれていました。
この部屋にあるのは、地元アーティスト達による作品と寝具、バス・サニタリー空間のみ。 作品と間近で向き合い、好きなだけ愛で、好きなだけ眠る。 そんな究極の贅沢が叶えられます。

■廊下の書棚が隠し扉になっており、そこを開けるとなんとエレベータ！
テレビ塔の展望台は営業終了後、宿泊客専用になるため、このエレベータで上がるのです。

■部屋数14室のホテルなので、最大でも14組だけの展望台という贅沢さ。今日は3組しかいませんでした。

■「ウエミーヤ」と書いてあります。どういう意味？と思ったら、「上を見なさい」の名古屋弁だということがわかり上を見ます。

■ウエミーヤして見えた景色。

■北側(名古屋城方面)。
昼だと名古屋城が見えるのですが、ライトアップも終わっていてなんとなくしかわかりませんでした。

■西側(名古屋駅方面)。

■オアシス21。

■南側。
栄の中心部です。

■朝食。
このホテルの口コミを読むと必ず書かれているのが朝食の良さです。
和食ですが、地産地消ということで、やはり地元産にこだわっています。
名古屋コーチンのだし巻き卵に卵かけご飯。醤油も6種類から選べます。
ご飯は下呂の「龍の瞳」というお米を、名古屋のメーカーのバーミキュラで炊いています。
もちろん野菜や魚、つくねの鶏肉も地元産です。

■食器も地元の陶器。
もっともこの地方は、陶磁器の産地なので当たり前ですが。

■朝食のレストラン「グリシーヌ」。
朝食は宿泊客専用ですが、ランチ、ディナーは宿泊客以外も利用可能です。
私たちは夕食は利用しませんでした。夕食はコロナ禍ということもあり外に出ず、近くの焼き鳥屋でテイクアウトして部屋で食べました。

■レストラン内もアートでいっぱい。

■テレビ塔の鉄柱に椅子、おもしろい。

■チェックアウト時間の12時までホテルでのんびりし、チェックアウト後は久屋大通の北側部分に昨年開業した「Hisaya-odori Park」のお店を覗いてみました。
https://mitsui-shopping-park.com/urban/hisaya/index.html

■その後、オアシス21のガラスの大屋根（水の宇宙船）を散歩し帰路につきました。
https://www.sakaepark.co.jp/

■地元のホテルに泊まるという機会はなかなかないですが、非日常を味わえ楽しかったです。
名古屋にもラグジュアリーホテルができれば、もっと泊まってみたいのですが、いかんせんマリオットホテルぐらいしかないのがつまらないです。

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