No.028　犬山〜ホテルインディゴ犬山有楽苑宿泊　(2022.07)

旅行に出かけようと休暇を取っていたけど、この暑さとコロナ感染者爆増のため中止。 代わりに、以前から気になっていた今年3月に開業したホテルインディゴ犬山有楽苑に宿泊してきました。
レセプションで従業員の不慣れな部分はありましたが、新しいホテルは気持ちよく、宿泊サイト一休のダイヤモンド会員特典でチェックアウトが13時となり、22時間の滞在をしっかり楽しんできました。また、一休のバーゲンや愛知県民割もあって金額的にもお得に宿泊できました。

■ホテルインディゴ犬山有楽苑エントランス。
https://inuyama.hotelindigo.com/
インディゴの名のつくホテルとしては、日本で3番目に開業しました。この敷地には元々は名鉄犬山ホテルがありましたが、耐震問題もあり建替えにあたり外資系のホテルチェーンの名前となりました。

エントランスは石庭を意識したような造りです。計画段階ではコロナもなく、インバウンドを取り込むための設計なのかなと思いました。

■ホテル内に入るといきなり飛び込んでくるこの風景。
犬山城です。

■ロビー。
正面に見えるのはバー。

■バー。
照明が提灯をモチーフにしているようで素敵です。
後で調べたら、犬山祭のからくり人形を乗せた車山の提灯をイメージしているようです。

■お部屋に向かいます。
4階建てですが、逆L字形のフロアはとても広かったです。

■お部屋。
部屋の広さは35�uで、新しくできたホテルにしては狭いです。
でも、犬山城が描かれていたり、飾りの一部として襖が用いられたりと素敵な部屋でした。

こけしみたいなライト。

2人で宿泊するのに椅子が一脚しかないのはちょっと不便でした。

■部屋からの眺め。
スイートを除き、部屋の広さやデザインは同じ(ベッドがダブルかツインかの違いはあり)で、部屋からの眺めで値段が変わります。価格が安い方から、スタンダード、有楽苑ビュー、木曾川ビュー、犬山城ビューです。
今回眺めはこだわらないのでスタンダードを予約していたのですが、木曾川ビューにアップグレードされました。写真に見える建物の部屋は犬山城ビュー。
宿泊客が少ないので、掃除の効率を考えて使用する部屋を固めているのかなと思いました。

■夕食はホテル内ではなく、10分ほど歩いてフレンチ奥村邸というレストランへ。
https://www.okumuratei.jp/

国の登録有形文化財に指定されている江戸末期に建てられた呉服屋の建物を利用したレストランです。

夜は完全予約制ですが、私たち以外誰もいませんでした。

冷たいオードブル、温かいオードブル、スープ、魚、肉、デザートの6品です。

■温泉。
ホテルですが温泉があり、朝一番に入りました。
以前宿泊している「灯屋迎帆楼」と同じ犬山温泉です。
「灯屋迎帆楼」はこのホテルの犬山城を挟んで逆側にあります。
温泉探訪　No.039　参照。

■朝食。
ホテル唯一のレストランで食べます。

ビュッフェ。

和食が人気だということなのですが、洋食の方が好きなので洋食を選択。
卵料理を決めて、それ以外はビュッフェという形式でした。
卵料理はエッグベネディクト。パンが美味しそうだったので、半分に切ってもらい2人でシェア。それでも食べ過ぎで、結局昼食抜きとなりました。

■食後、外に出てみました。
犬山城が水面に映りいい感じです。

■ホテルインディゴ犬山有楽苑の名前の通りホテル敷地内に有楽苑があります。有楽苑は織田信長の弟の織田有楽斎の茶室である如庵がある庭園です。
ホテル宿泊者は入園料1200円のこの庭園に無料で入園できます。
https://www.meitetsu.co.jp/urakuen/

■重要文化財旧正伝院書院。
京都の建仁寺の塔頭（たっちゅう）である正伝院内の茶室如庵の隣に建てられた、有楽斎が住んだ隠居所。

■国宝茶室如庵。
有楽斎が京都の建仁寺の塔頭（たっちゅう）である正伝院を再建し、1618年に建てた茶室。

明治になり正伝院が移転した際に払い下げられ、1908年に三井家に買い取られ東京、そして大磯へ移築されたが、1972年に名古屋鉄道が買い取り、この場所に移築されました。

■元庵。
有楽斎が大阪・天満に構えた茶室を古図にもとづいて復元したものです。

■有楽苑で汗びっしょりとなってしまい、部屋に戻って休憩。
13時近くになったのでチェックアウトし旅行代わりのホテル滞在は終了し、車で自宅に戻ります。
この写真はチェックイン時に撮ったので、空が曇っています。

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