■出発前、ホテルの周辺を散歩。

日曜日なので、人がいません。

ほんとヨーロッパは重厚な建物ばかりです。

■ニースを出発し、ヴァロリスという街に向かいます。

ヴァロリスは地中海に近い山あいにある陶芸の街で、ピカソ（1881-1973）が1948年から1955年まで滞在したそうです。

日曜日なので、教会の前の広場で朝市が開かれていました。

■広場には、ピカソの作品の銅像がありました。

■ヴァロリスの中心部を少しだけブラブラします。

■ピカソが通ったという床屋がありました。

でも、今はやっていないようでした。

■ピカソの工房だったところだそうです。

■ピカソ美術館。

ピカソの代表作『戦争と平和』を所蔵することから、「戦争と平和 国立ピカソ美術館」と呼ばれています。（館内は写真NGでした）

美術館の建物はヴァロリス城と呼ばれ、12世紀に建造された女子修道院を、16世紀にルネサンス様式の城館に改築したものだそうです。

■エクサン・プロヴァンスへ移動します。

画家セザンヌ（1839-1906）の出身地です。

エクサン・プロヴァンスの中心部へ来たところで、渋滞してバスが動かなくなりました。何かと見れば、トライアスロン大会が開かれているそうで、最後のランで多くの人が走っていました。

結局、バスを降りてランチの店まで歩くことになりました。

■ランチです。

昼からワインを飲みました。

メインはラタトゥイユとサーモン。ラタトゥイユはプロヴァンス地方名物の野菜煮込料理です。

デザートはクレームブリュレ。

とっても美味しかったです。

でも、ラタトゥイユを少し残しただけでしっかり食べたらお腹がいっぱいになってしまい、これが後々後悔することになりました。

■食後は、エクサン・プロヴァンス市内観光です。

街の中心のミラボー通。

■セザンヌの父親が経営していた帽子屋があった建物。

セザンヌの父親は、帽子屋の製造販売で財を成し、後には自らの銀行を設立した商売人であったため、セザンヌは売れない画家であっても、父親の財産で生活することができたそうです。

■レ・ドゥー・ガルソン。

｢2人の給仕｣という名の1792年創業のカフェ。セザンヌ、ゾラ、ピカソ、サルトル、ジャン・コクトーらが足繁く通ったそうです。

■道にこのタイルが埋め込んであり、ここを辿っていけば、セザンヌゆかりの地を巡ることができるようになっています。

■エクサン・プロヴァンスはラテン語のアクア（水）から変化したエクスの名が示すとおり、いたる所に大小の噴水がある水の街です。

■市役所。

■サン・ソヴール大聖堂。

■左下の写真はお菓子屋さんです。

ここで、この地の名物である「カリソン・デクス」というお菓子を買いました。このお菓子は、アーモンドを細かく挽いたものと砂糖漬けメロンのペーストを混ぜ合わせたものです。

店もかわいいし、「カリソン・デクス」のパッケージもとってもかわいいです。

■セザンヌのアトリエ。

この場所でセザンヌは亡くなるまで、多くの絵を描きました。

でも、彼の作品は世界の美術館などに散っていて、エクサン・プロヴァンスには１枚しかないそうです。

■アヴィニョンへ移動しました。

アヴィニョンの時計台広場では、日曜日なので移動遊園地のメリゴーランドが回っていました。

■夕食は「ラ・ミランド」というレストラン。

このレストランは2011年までミシュラン一つ星だったそうです。

2012年に星が外れてしまったのは、料理が悪いのではなく、給仕の人たちのせいかと思いました。給仕の人は、音をたてたりして、エレガントさに欠けるように感じたからです。

レストランはクラシックで素敵なので、給仕の人もその雰囲気に合わせてほしかったです。

■アミューズ・ブッシュ（小前菜）。

オリーブとラスク。ラスクの上にオリーブの実をペースト状にした「タプナード」がのっています。

「タプナード」が美味しくておみやげに買っていきました。

■普段旅行の時は、カジュアルな服しか持っていきませんが、今回はこのレストランのために、ワンピースを持っていきました。

■メインは鴨です。

美味しかったです。でも実は、お昼にお腹がいっぱいになり、19時半過ぎていてもお腹がすいていないのです。鴨を2切れだけ食べてマッシュポテトなどの副菜はすべて残してしまいました。

お昼が美味しすぎて、すべて食べてしまったことをここで後悔〜

■デザート。

チョコレートケーキとシャーベットです。

このケーキめちゃ美味しい！

でも、デザートは別腹というけど、さすがに入りません…半分残してしまいました。

■さらに、プチフールが出てきました。

え〜ん、チョコ大好きな私だけど、もう食べれません（>_<）

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