■今日は、朝一番に美術館に行きます。昨年、ルーブル美術館には行ったので（その様子はこちら）、今回はオルセー美術館とオランジュリー美術館です。

ホテルから歩いて向かいます。途中、セーヌ川を渡る歩行者専用のソルフェルーノ橋の欄干には南京錠が数多くかかっていました。恋人たちが永遠の愛を誓って鍵をかけているのです。日本でも同じようなことやっている場所ありますね。

■パリの美術館は当日チケットを買うために、相当時間並ぶと聞いていました。同じツアーの方が、比較的すいているオランジュリー美術館に先に行ってオルセー美術館との共通券を買うといいよ、と教えてくれたので、9時前にオランジュリー美術館に着くように出かけました。この切符は発売日から4日間有効で、14ユーロなので、個別に購入するよりお得です 。

■オランジュリー美術館。

写真撮影禁止だったので絵の写真はありませんが、モネが描いた8枚の睡蓮を展示するために建設された美術館です。

楕円形の2部屋に4枚ずつの睡蓮が見学者を囲むように飾られています。

地下には画商ポール・ギョームのコレクションのルノワール、セザンヌ、ルソー、ピカソ・・・と印象派や20世紀初めに活躍した画家の絵が展示されていました。

■オランジュリー美術館はチュイルリー公園の中にあります。

2人連れの女性、コートにマフラー姿です。今朝は、ほんと風も冷たく冬のような気温です。ここまで寒いとは思っていなかったです。

私はシルク地のタートル、ウールが半分のカーディガンに綿の厚手のジャケット、首には綿マフラーですが、ウールコートや手袋がほしいくらいでした。

でも、午後からはそこまで寒くなく、着ている服でちょうどよくなりました。

■コンコルド広場。

昨年はバスから車窓見学しています。

ルイ16世やマリー・アントワネットが処刑された場所です。

■セ−ヌ川を渡って戻り、オルセー美術館に行きます。

■オルセー美術館は、原則として2月革命のあった1848年から、第一次世界大戦が勃発した1914年までの作品を展示することになっているそうです。

日本人が好きな印象派やポスト印象派の教科書に出てくるような絵が数多く展示されています。

ここも写真撮影が禁止されていたので、どんな絵が展示されているかはウィキペディアの次のURLを参照してください。

http://ja.wikipedia.org/

写真の左に見える列がチケットを求める行列です。私たちは既にチケットを持っているので、向かって右側にある別の入口からスッと入場できました。

■オルセー美術館の上階の窓からモンマルトルの丘が見えました。

■オルセー美術館の時計の裏側。

■オルセー美術館は元々オルセー駅だったのを1986年に美術館に転用したため、今もその名残があります。

1日いても、とても見きれないほどの展示物ですが、パリの滞在も短く時間も限られるので、後ろ髪を引かれる思いで美術館を後にしました。

■1時過ぎているので、ランチのためデリに入り店内で食べます。

近所に勤める人たちが男女問わず、行列を作って続々テイクアウトしていきます。

写真は2人分です。私たちはこれで充分ですが、パリの人たちは、パンやデリ、さらに必ずデザートとして甘いものを購入しています。

バゲットサンドとミネラルウォーターで6.9ユーロなので、パリ人のランチは日本円で1000円以上になると思います。

■サン・ジェルマン大通りを歩いて行くと、カフェ「レ・ドゥ・マゴ」がありました。

このカフェは1885年創業で、文学者たちのたまり場になっていて、ヘミングウェイ、サルトル、ボーヴォワールも常連だったそうです。

■サン・ジェルマン・デ・プレ教会。

レ・ドゥ・マゴの向かいにあります。

レ・ドゥ・マゴの隣に、「ルイ・ヴィトン」のサン・ジェルマン店があります。シャンゼリゼ通りの本店のように入店するために行列するということもないので立寄りました。自分への土産で財布を購入してしまいました。ブランド品を購入するなんて10年近くぶりのような気がします。

■レ・ドゥ・マゴとサン・ジェルマン・デ・プレ教会の間の道を行くと、1862年創業のマカロンで有名な「ラデュレ」のボナパルト店がありました。

https://www.laduree.fr/

マカロンは生菓子なので賞味期限の関係で日本に持って帰ることは難しいです。もっとも、マカロン１個の値段は、日本とそれほど変わらなかったです。

■奇跡のメダイ教会。

一度ホテルに戻って休憩し、その後、奇跡のメダイ教会に行くことにしました。

この教会が有名なのは、ここで売られている「奇跡のメダイ」です。

1830年、修道女カタリナ・ラブレがマリア様から「人々のために心を込めてメダルを作りなさい」というお告げを受け、作ったメダルをパリでコレラが流行した際に人々に配ったところ、コレラが収束したという言い伝えがあります。そして、メダルを手にした人に奇跡が起こる、幸福が訪れるということで「奇跡のメダイ」が世界中で有名になったそうです。

（パリナビ https://www.parisnavi.com/miru/148/ より）

このメダイですが、私は今年の春、ある人にもらい、ほとんど毎日身につけています。

今回は人にあげようと買いにきました。

■夜はムーラン・ルージュでディナー＆ショーを楽しむことにしています。

現地ツアーを日本からネットで予約したので、その集合場所までホテル近くからバスで行くことになりました。バスの運転手さんに、降りる停留所を書いた紙を見せて乗ったところ、運転手さんが何かアナウンスしています。ジャポネと聞こえたので多分「日本人がＸＸで降りるので、教えてやってくれ」というようなことを言ったのではないかと思います。多分ここだろうと思って降りようとしたら、乗客の方に「次だよ〜」と言われたけど運転手さんに「ここだよ」と言われ無事降りました。

■バスを降りたらすごい雨。傘は持っていたけどビショビショになるので、パリジェンヌと一緒に雨宿りしました。その彼女は待合わせ時間があるのか、あきらめて雨の中飛び出して行きました。

集合場所はオペラ近くです。左写真の奥に、オペラ座が見えます。

■ムーラン・ルージュは、モンマルトルにあるキャバレーでフレンチカンカンが有名です。フランス語で「赤い風車」という意味で、実際に屋根の上に赤い風車があります。

カメラ持込み禁止なので詳細は次のサイトで。

http://moulin-rouge-japon.com/

最初に食事をします。一人あたりハーフボトルのシャンパン付です。

21時からショー開始で終演は22時45分です。

綺麗でとっても楽しいショーでした。女性はトップレスですが、全然いやらしさがなかったです。

■23時からのショーを待つ人の列がすごかったです。約840名が収容できる1日2公演が連日満員になるという人気のショーです。

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