■レイクパウエル　リゾートのレストラン。
眺めの良いレストランで朝食です。

■ホテル前にはパウエル湖が広がり、ホテルにいるだけで景色が楽しめます。
パウエル湖はアリゾナ州とユタ州に跨る（大部分はユタ州ですが、宿泊したホテルはアリゾナ州）、前日傍を通ったミード湖に次ぐ全米第二位の大きさの人造湖です。
レイクパウエルが誕生したのは1966年で、それまでは、グランドキャニオンと同様、数十もの渓谷で形成された土地だったそうです。

■ここはワーウィープ・マリーナと呼ばれマリンスポーツのメッカだそうです。

■朝早くからボートでお出かけのようです。

■奥に見える建物がホテルです。

■今日はモニュメントバレー観光です。

■モニュメントバレーに近づいてきたところにあった岩は、ふくろうの顔のようでした。

■グールディングス ロッジでナバホ族の料理であるナバホタコの昼食。
1864年リンカーン大統領の指示による民族浄化のため、ナバホ族はニューメキシコ州南東部の強制収容所へ20日以上も歩いて移住させられました。このロングウォークの際に、持っていた小麦粉を揚げ豆を煮たものと一緒に食べて生き延びたそうです。そのときに誕生した料理です。

■この一帯はネイティブアメリカンであるナバホ族居留地（ナバホネーション）となっています。ナバホネーションはアリゾナ州、ユタ州、ニューメキシコ州に跨るアメリカ最大の居留地で、自治が認められ州の法律の管轄外となっています。
ナバホネーションでは、1960年代保障された生活を与えられたため、仕事もせず酒浸りでアルコール中毒になる男性が多くなり、現在はアルコール禁止となっています。ということで、昼食時ビールを楽しみにしていた方も今日はノンアルコールのドリンクです。

■グールディングス ロッジからはモニュメントバレーがよく見えます。

■グールディングス ロッジは駅馬車のジョン・フォード監督が撮影時に宿泊したということから、当時使用していた部屋や写真などを展示公開しているミュージアムがあります。

■グールディングスミュージアム。
ここは交易所だった場所で、グールディングスは白人ですが、ナバホ族と交易で仲良くなり、ハリウッドに行ってモニュメントバレーをロケ地として売り込んだそうです。誰も相手にしない中、ジョン・フォード監督だけが興味を持ち「駅馬車」という名作の舞台になり、モニュメントバレーが有名になるきっかけを作った人です。

■開拓時代の様子を再現した展示。

■上の写真で車が走っているのがわかると思います。一般車も走ることは可能ですが、未舗装でガタガタで危険です。バレーツアーというナバホ族の人が運転する車に乗ってバレーの中を観光します。
バレー内は「これは凄い！」とグランドキャニオンではなかった感動がありました。

■ジョン・フォード・ポイント
ジョン・フォード監督は西部劇の舞台として撮影によく使っていましたが、特に好んで使用した場所がこの場所です。

■一応私もジョン・フォード・ポイントの先端まで行っています。

■ジョン・フォード・ポイントの先端に立って映画のシーンと同じような写真を有料で撮らせていた人。戻って行くところだったので、写してしまいました。

■外国の方に写真をお願いして、1枚撮ったら面白味がなかったのか、「手を広げて！」と言われて再度写してもらったものです。

■後ろのビュートはスリーシスターズという名前です。

■ノースウィンドウ。
額縁の中に納まっているように見えるから、この名前が付けられました。

■レフトミトン、ライトミトン、メリックビュートを間近に。

■レフトミトンを望遠で撮ると崩れているのがわかりました。モニュメントバレーは今も風化が進んでいるため、未来は形が変わる可能性があります。

■ナバホ族の旗。

■ホースシューベンド。
ページの街の近くにある、コロラド川が、およそ300度近くも湾曲している場所です。馬の蹄鉄の形をしているからホースシューと言います。

■絶壁度わかるかしら？

■立っている女性（韓国人）はこの後、崖の先端に腰かけて足をブラブラしている様子や寝転んだところを撮ってもらっていました。見ているだけで、落ちやしないかと恐怖を感じてしまいます。

■私はここまで行くのが精一杯でした。
柵もなく自己責任ということです。日本だと管理責任取られるから必ず柵がありますが。

■ころんだのか、激しく鼻血を出していた女性を見かけました。しばらくすると、レンジャーの車がサイレンを鳴らして普段は車が入らない道を走って行きました。最終的に女性はこの車に乗らなかったので、大事ではなかったようです。

■夕食はパウエル湖のアンテロープ・ポイント・マリーナにあるレストランで。

■レストランは湖のところにあるため、駐車場からカートに乗って行きます。

■2日続けて夕食はビュッフェだったため、普通の食事が嬉しいです。

■ステーキ。ドリンクは黒ビール。

■残している人が大半の中、私は完食しました。

■アリゾナ州はアメリカ本土で唯一サマータイムを導入していません。
そのためサマータイムを導入しているユタ州とは1時間時差があります。ちなみにナバホネーションはアリゾナ州域であってもユタ州と同じ時間のためやはり時差があります。
冬時間ではアリゾナ州とユタ州は同じ時間になりますが、ラスベガスのあるネバダ州とは1時間の時差ができます。
同じ国の中で時差があると大変ですね。

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