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朝方まで台風の影響でものすごい風でしたが、出発する頃には風もおさまりました。

沖縄南部にあるガンガラーの谷にやって来ました。
http://www.gangala.com/
ガンガラーの谷は、数十万年前までは鍾乳洞だった場所が崩れてできた、豊かな自然が残る亜熱帯の森です。

ガンガラーの谷の入口はケイブカフェというカフェになっています。

ビニールが被せてある場所は、遺跡調査の場所です。この谷は旧石器時代の約2万年前に生きていたと言われる港川人の人骨が発見された場所に近いので、発掘調査の対象となり、約2万3千年前の世界最古の釣り針などが発見されています。

ケイブカフェから奥は、1時間20分のガイドツアーに参加しないと入れません。

中へ入ると、いきなりジャングルのような場所になります。

イナグ洞。

イキガ洞。
イキガ洞・イナグ洞は祈りを捧げる場所で、イキガとは男性を意味し、子宝や命の成長を、イナグとは女性を意味し、良縁や安産などを願います。

イキガ洞にある鍾乳石は子孫繁栄にご利益ありだそうです。

大主(ウフシュ)ガジュマル。
推定樹齢は150歳とも言われるそうです。

木の上に設置された森を見渡すツリーテラスから。

武芸洞。
約7000年前の土器や約3000年前の人骨が発見されたことから、古代人が実際に生活した場所とされています。

ここに石棺があり、人骨が発見されたそうです。

次にやってきたのは、平和祈念公園。
沖縄戦終焉の地となった糸満市摩文仁(まぶに)にあります。

沖縄戦が終結した6月23日の慰霊の日の式典が行われる広場。

平和の礎。
国籍や軍人、民間人の区別なく、沖縄戦などで亡くなられたすべての人々の氏名を刻んだ記念碑で、終結50周年の1995年に造られました。
http://kouen.heiwa-irei-okinawa.jp/shisetsu-ishigi.html

刻銘碑。

平和の火。

平和の礎は平和の火のある平和の広場から、扇状に建てられています。

沖縄戦ではこの美しい海に多くの人が身を投げました。

沖縄県平和祈念資料館。

名古屋へ帰ります。
機材遅れで出発が45分ぐらい遅れています。しかも、台風が本州に近づいているため、中部空港に降りられないときは、羽田か福岡へ行くという条件付きでの出発となりました。
いつもより揺れはあったけれど、無事に中部空港に着陸できました。

カヤックのリベンジをするために、また来年行かなくては。。。

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