文子の東京散策

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文子の東京散策 No.028　東京都庭園美術館　（2011年01月）
以前から東京都庭園美術館にある旧朝香宮邸の建物公開に行ってみたいと思っていました。昨年12月より、開催されていることを知り、もうすぐ終わってしまうことに気がついてあわてて行ってきました。 http://www.teien-art-museum.ne.jp/ 今日の歩数計：9215歩

■ランチ

美術館へ行く前にランチです。ランチは美術館正門脇にある、老舗料亭「金田中」が手がける和のカフェレストラン「cafe 茶洒 kanetanaka」というお店で取ることにしました。

グルナビのサイトに「カフェでの食は小腹を満たす程に。茶洒のご飯と麺はそんな小さなサイズです。」と書いてありましたが、ホントびっくりするぐらい小さかったです。そのため、食後のデザートも注文してしまいました。

ご飯の小ささわかるかしら？

■旧朝香宮邸

朝香宮家は久邇宮家の第8王子鳩彦王（やすひこ、1887年～1981年）が1906年（明治39年）に創立した宮家で、鳩彦王は1910年（明治43年）に、明治天皇の第8皇女允子内親王（のぶこ、1891年～1933年）と結婚しました。鳩彦王は1922年（大正11年）から軍事研究のためフランスに留学しましたが、1923年（大正12年） 4月パリ郊外で交通事故に遭い、看病の為渡欧された妃殿下とともに1925年（大正14年)まで長期の滞在を余儀なくされました。

当時フランスはアール･デコの全盛期で、妃殿下はアール・デコへの造詣を深め、日本帰国後にアール・デコ仕様の新宮邸を建設するのに尽力しました。妃殿下は建築が完成した年の11月にご逝去されたが、朝香宮家は第二次世界大戦後までこの地に住み、その後、1947年（昭和22年)10月皇籍離脱し、朝香家と称し住まいを熱海に移しました。

その後、吉田茂が外務大臣公邸として使用（1947～50年）し、1950年からは国賓公賓来日の際の迎賓館として使用されていたが、1981年に東京都が買い取り、1983年（昭和58年）に都立美術館の一つとして一般公開され現在に至っているそうです。