ふみ散歩

←Back


No.003　水戸～偕楽園散策　(2015.12)
水戸で泊まりの忘年女子会を行うことになりました。実は私は茨城県は初めての訪問です。そのため、夕方の待合せ時間より早めに行き、日本三名園の一つの偕楽園に寄ってみることにしました。これで、日本三名園制覇です。
今日の歩数計：7922歩
■偕楽園 http://www.koen.pref.ibaraki.jp/ 水戸徳川藩第9代藩主徳川斉昭が自ら造園構想を練り、1842年に開園しました。領民と偕（とも）に楽しむ場にしたいと、斉昭自らにより「偕楽園」と名づけられました。なお、解説は偕楽園のホームページ及び入場時にもらったパンフレットから引用しています。
冬桜（？）が咲いていました。

■好文亭表門表門から入り東門へ抜けるルートで散策します。表門は偕楽園の正門です。しかし現在はバス停や駐車場がある東門が主要な出入口になっています。近所の散歩の人が、スマホをいじっていて動いてくれなかったので、こんな写真になってしまいました(^_^;) 偕楽園は無料（好文亭の入館のみ200円）なので、近所の人も気楽に散歩できます。
■孟宗竹林表門から一の木戸をくぐると、孟宗の竹林の道が続いています。ここの竹は弓の材料とするために斉昭が京都男山の竹を移植したものだそうです。

■吐玉泉（とぎょくせん）このあたりは昔から湧水の多かったところで、斉昭は偕楽園造成に当たり地形の高度差を利用して集水し、造園上の景観を考慮した白色の井筒を据えた湧水泉を設置しました。この水は眼病に効くといわれ、好文亭の茶室何陋庵（かろうあん）の茶の湯にも供されました。
人もほとんどおらず、土曜日の午後とは思えない静かさです。
■南門園内の椿が盛りでした。
■檪（くぬぎ）門
■芝前門を通って、好文亭に行きます。
■好文亭徳川斉昭自らが設計したもので、木造2層3階建ての好文亭本体と木造平屋建ての奥御殿から成り、各所に創意工夫と洒脱さを感じさせます。斉昭は、ここに文人墨客や家臣、領内の人々を集めて詩歌や慰安会を催しました。好文とは梅の異名で「学問に親しめば梅が咲き、学問を廃すれば開かなかった」という中国の故事から名付けられました。 1945年8月の空襲で全焼しましたが、1955年に復元されました。また、東日本大震災でも被害を受け、約1年閉館しました。
■菊の間奥御殿から見学です。奥御殿は城中で出火した場合の備えでもあったそうです。
■桃の間菊の間とともに、総板敷で調理室として利用されました。襖絵は近代のものです。

■桜の間
■萩の間桜の間も含め、藩主夫人お付の女性たちの詰所として使用されたところです。
■松の間藩主婦人の部屋です。
■紅葉の間松の間の控えの間です。
■太鼓橋廊下好文亭と奥御殿を結ぶ廊下です。
■華燈口奥御殿から茶室へ通じる２畳の小部屋です。
■御座の間藩主の間です。
■西塗縁 36畳の総板張りの大広間で、詩歌の宴がなどが催されたそうです。
■3階から見た庭園と千波湖
■楽寿楼 3階の8畳の正室です。
■配膳用昇降機斉昭の工夫で、階下の調理室で作ったお膳や酒肴を運搬する滑車式昇降機です。
■待合茶席に招かれた客が控えていたところです。
■早咲きの桜かな？
■梅林偕楽園と言えば「梅」です。梅は春の魁として清らかな花を咲かせ、実は梅干しにして軍旅の用や飢饉のときの非常食となることから、実用を重んじた斉昭は梅を愛し、領内に広く植樹することを奨めました。
■常磐神社徳川光圀、徳川斉昭を祀る神社で、明治に入ってから偕楽園内に建てられました。
←No.002	No.004→
↑ページトップ

←Back


No.003　水戸～偕楽園散策　(2015.12)
水戸で泊まりの忘年女子会を行うことになりました。実は私は茨城県は初めての訪問です。そのため、夕方の待合せ時間より早めに行き、日本三名園の一つの偕楽園に寄ってみることにしました。これで、日本三名園制覇です。
今日の歩数計：7922歩
■偕楽園 http://www.koen.pref.ibaraki.jp/ 水戸徳川藩第9代藩主徳川斉昭が自ら造園構想を練り、1842年に開園しました。領民と偕（とも）に楽しむ場にしたいと、斉昭自らにより「偕楽園」と名づけられました。なお、解説は偕楽園のホームページ及び入場時にもらったパンフレットから引用しています。
冬桜（？）が咲いていました。

■好文亭表門表門から入り東門へ抜けるルートで散策します。表門は偕楽園の正門です。しかし現在はバス停や駐車場がある東門が主要な出入口になっています。近所の散歩の人が、スマホをいじっていて動いてくれなかったので、こんな写真になってしまいました(^_^;) 偕楽園は無料（好文亭の入館のみ200円）なので、近所の人も気楽に散歩できます。
■孟宗竹林表門から一の木戸をくぐると、孟宗の竹林の道が続いています。ここの竹は弓の材料とするために斉昭が京都男山の竹を移植したものだそうです。

■吐玉泉（とぎょくせん）このあたりは昔から湧水の多かったところで、斉昭は偕楽園造成に当たり地形の高度差を利用して集水し、造園上の景観を考慮した白色の井筒を据えた湧水泉を設置しました。この水は眼病に効くといわれ、好文亭の茶室何陋庵（かろうあん）の茶の湯にも供されました。
人もほとんどおらず、土曜日の午後とは思えない静かさです。
■南門園内の椿が盛りでした。
■檪（くぬぎ）門
■芝前門を通って、好文亭に行きます。
■好文亭徳川斉昭自らが設計したもので、木造2層3階建ての好文亭本体と木造平屋建ての奥御殿から成り、各所に創意工夫と洒脱さを感じさせます。斉昭は、ここに文人墨客や家臣、領内の人々を集めて詩歌や慰安会を催しました。好文とは梅の異名で「学問に親しめば梅が咲き、学問を廃すれば開かなかった」という中国の故事から名付けられました。 1945年8月の空襲で全焼しましたが、1955年に復元されました。また、東日本大震災でも被害を受け、約1年閉館しました。
■菊の間奥御殿から見学です。奥御殿は城中で出火した場合の備えでもあったそうです。
■桃の間菊の間とともに、総板敷で調理室として利用されました。襖絵は近代のものです。

■桜の間
■萩の間桜の間も含め、藩主夫人お付の女性たちの詰所として使用されたところです。
■松の間藩主婦人の部屋です。
■紅葉の間松の間の控えの間です。
■太鼓橋廊下好文亭と奥御殿を結ぶ廊下です。
■華燈口奥御殿から茶室へ通じる２畳の小部屋です。
■御座の間藩主の間です。
■西塗縁 36畳の総板張りの大広間で、詩歌の宴がなどが催されたそうです。
■3階から見た庭園と千波湖
■楽寿楼 3階の8畳の正室です。
■配膳用昇降機斉昭の工夫で、階下の調理室で作ったお膳や酒肴を運搬する滑車式昇降機です。
■待合茶席に招かれた客が控えていたところです。
■早咲きの桜かな？
■梅林偕楽園と言えば「梅」です。梅は春の魁として清らかな花を咲かせ、実は梅干しにして軍旅の用や飢饉のときの非常食となることから、実用を重んじた斉昭は梅を愛し、領内に広く植樹することを奨めました。
■常磐神社徳川光圀、徳川斉昭を祀る神社で、明治に入ってから偕楽園内に建てられました。
←No.002	No.004→
↑ページトップ